建築可能な建物の延床面積の割合と計算方法
建物の延床面積の割合
容積率とは、敷地面積に対しての建物の延べ床面積の割合のことをいいます。
容積率は、各地域ごとに制限が設けられており、割合が高くなればなるほど階数の多い建物を建てることが可能となってきます。
よって、容積率をみればどのくらいの階数の建物を建てることができるかが何となくわかってきます。
なぜこのような制限が設けられているかというと、その地域の人口をコントロールしているといわれています。容積率の割合が高くなれば階数の多い建物が多くなり、必然的にそこに暮らす住民は増えてくるでしょう。
人が暮らすにはインフラの整備が整っていないと色々な不都合が生じてきます。インフラの整備が不十分にも関わらず人口だけが増加していくとたくさんの問題が起きることでしょう。そこで各自治体は、地域ごとに容積率を制限することでそこに住む人々(人口)をコントロールしているというわけです。