残金決済は不動産売買の最終段階
残金決済で行われることは
売主から買主への物件の引渡し日がいわゆる不動産売買の最終段階である決済日となります。(契約日の1ヶ月から2ヶ月後に設定することが多いようです。)
決済日には、取引の当事者が全員集まり決済をおこないます。売主、買主、不動産業者、銀行、司法書士が一堂に会します。不動産売買においてはとても重要な1日となります。
決済日には、登記申請、残金決済、物件の引渡しがおこなわれます。
一般的には、水曜日以外の平日の午前中に執りおこなわれることが多いです。水曜日以外というのは、不動産業者が水曜日休みのところが多いからです。
平日の午前中というのは、登記申請、残金決済のための振込みの都合上です。決済をおこなう場所は銀行のオフィスが一般的なようです。ほとんどの場合、住宅ローンを利用するためです。それ以外にも、不動産業者のオフィス、司法書士事務所でおこなう場合もあるようです。
※不動産業界も縁起を担ぐことが多いようで、六曜のなかでも「大安」を決済日に選ぶことがあるそうです。あとは、「先勝」の午前中です。売主、買主からしても多額のお金が動く取引なので、少しでも良い取引を願うことでしょう。