親族間売買の専門性とは?
親族間売買は、通常の不動産売買(いわゆる他人間売買)とは全く異なる分野で、非常に専門性の高い分野です。
「不動産取引」を行うということでは、変わりませんが、親族同士の取引となるとどうしても気を付けなければいけないことや、専門的な知識が必要なことが出てきます。
ここでは、親族間売買は、なぜ専門性が高いのか。どこが普通の売買と違いのかに着目して解説をしていきます。
親子間や兄弟間など、親族間売買を専門とする行政書士・司法書士が売買契約から名義変更まで一括サポートします!
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親族間売買は、通常の不動産売買(いわゆる他人間売買)とは全く異なる分野で、非常に専門性の高い分野です。
「不動産取引」を行うということでは、変わりませんが、親族同士の取引となるとどうしても気を付けなければいけないことや、専門的な知識が必要なことが出てきます。
ここでは、親族間売買は、なぜ専門性が高いのか。どこが普通の売買と違いのかに着目して解説をしていきます。
親族間と他人間の売買では、全く状況が異なります。
まず普通の他人間売買の場合を考えてください。他人間同士が不動産取引をする場合、売主の立場では「少しでも高く売りたい」と考えます。対して、買主の立場では「少しでも安く買いたい」と考えます。
これは一つの商品(不動産)を取引するにあたって、売主と買主の利益が相反するためです。互いの利益が相反しているということは、一つの商品に対しての売買は、自然と適正な方向に働くことになります。
しかし、親族間の場合には状況が全く異なります。親族間という関係性からか、売買価格があり得ないような破格で取引されたり、売主と買主のどちらかが一方的に有利となる条件で取引されることがあります。
親子や兄弟間のように、血の繋がった者同士であれば、相手のことを思いやって安くで売ってあげたいと思うものかもしれませんが、そこには大きな落とし穴があります。
親族間売買とはいえ、双方が納得できれば売買価格なんて自由に決めればいいと思ってしまうかもしれませんが、そうは簡単な話ではありません。
適正価格を下回る売買の場合には、「みなし贈与」となり贈与税の課税対象となるリスクがあります。どれくらいの金額であればみなし贈与にならないか、については長くなるのでここでは割愛しますが、少なからず、みなし贈与とならないような適正な価格での親族間売買をしなければいけません。
この金額の設定が非常に厄介です。
親族間の売買は、不動産業者もほとんど取り扱いませんし、税理士に相談したとしても、どの程度の価格なら安全か何てなかなか回答できないはずでしょう。
この適正価格の設定は、親族間売買をどれだけサポートしてきたかが勝負になる部分であることは間違いありません。
過去に一度した扱ったことがない事務所に依頼をするよりも、年間数十件もの親族間売買のサポートをしている事務所の方が経験則に基づいた価格設定をすることができるのは明らかです。
親族間売買の専門性はまさにこの『経験値の多さ』で決まるといっても過言ではありません。
相続や遺言をサポートする司法書士事務所や行政書士事務所は山ほどあるのに、なぜ親族間売買をサポートする事務所が少ないかご存知でしょうか?
それは、親族間売買はリスクがある業務で取り扱いが難しいからです。
当事務所では、今まで培ってきた親族間売買の実務経験があります。数百万円の取引から数億に及ぶ親族間売買も経験してきています。
おおよそ取引の価格で危ない売買価格となる範囲(ボーダーライン)も知っていますし、親族間売買特有の売買契約書作成にも長けています。
親族間での不動産売買を行うなら、専門性を持った当事務所までご相談ください。
当サポートセンターは、よしだ法務事務所が運営しております。
親族間で不動産売買が決まったら、まずは親族間売買サポートセンターまでご相談ください。当センターの国家資格者が、親族間の不動産売買を一括してサポートさせていただきます。
ご相談予約は、お電話(03-5830-3458 受付 9:00〜18:00 土日祝を除く)またはお問い合わせフォームより随時受け付けております。
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